「メッセージを表示させたXX秒後に自動消滅する」匿名メッセージサービス。証拠を残さずにパスワードや秘密を共有できる。
Self-Destructing Message(Destructing Message.com/ディストラクティング メッセージ)は、メッセージを表示させたあとに自動消滅させられる匿名メッセージサービスです。パスワードや秘密など他人に見られたくない情報を送るときや証拠を残したくないときに使えます。作成したメッセージはWebページ上に表示されるようになっており、作成者はそのURLを相手に伝えるだけです。スパイ大作戦の「このテープ(メッセージ)は自動的に消滅する…」が実現できる、面白くも実用的なサービスです。
Self-Destructing Messageでは、簡単な数ステップで秘密のメッセージを表示するWebページを作成できます。WebページのURLはDestuctingMessage経由で直接相手にメールできますが、ユーザーが自分のメールアカウントから相手に送ることもできます。いずれかを選んだら、メッセージが自動消滅するまでの時間を15秒、30秒、45秒、1分、2分、5分の中から選びます。あとはメッセージを入力すればほぼ完了です。直接メールする場合は相手のアドレス入力が求められ、そうでない場合は画面上にURLが表示されます。
URLを受け取った相手がページにアクセスすると、自動消滅へのカウントダウンが始まります。赤文字の「This message will self-destruct in x seconds(このメッセージはあとx秒で消滅します)」が「0 seconds」になるとメッセージは消え、再度同じURLにアクセスしても表示されなくなります。なお同ページから再びメッセージを作成できるので、友達と秘密のメッセージを送りあって楽しめるでしょう。
メッセージをメールで直接送る場合、匿名メールになるので相手のメールフィルターに阻まれて届かない可能性があります。また届いた場合も文章はすべて英語で、かつ文中にWebページへのリンクが含まれるので「怪しい」印象を与えてしまうかもしれません。なお、メッセージを作成した本人が間違えてURLにアクセスした場合もメッセージは消滅してしまうので要注意です。
Self-Destructing Messageは、一定時間を過ぎると自動消滅するメッセージを作成し送信できる無料Webサービスです。自動消滅するとはいっても、消滅前に相手がWebページをキャプチャー保存すれば証拠は残ります。悪い目的には使わない方が身のためといえるでしょう。
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